113A089|第113回 歯科医師国家試験 過去問
FMIAが49.5度の場合のヘッドプレートコレクションの値を求めよ。 ただし、FMIAの基準値は57度とする。なお、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。 (数値回答形式を選択式に変換)
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
ヘッドプレートコレクションは、FMIAを基準値まで改善する下顎前歯移動に必要な歯列弓内スペースを負の値で表します。角度差を0.8倍します。
解説
実測FMIAは49.5度、基準値は57度なので、下顎切歯を舌側傾斜させる必要角度は57−49.5=7.5度です。下顎切歯を2.5度傾斜させると切縁が約1.0 mm移動し、歯列弓左右両側で計2.0 mmのスペースを要するため、1度当たりのhead plate correctionは0.8 mmです。したがって7.5×0.8=6.0 mm。空隙を消費するので符号は負となり、−6.0 mmです。
選択肢の確認
a.−5.9 mm
誤り。角度差7.5度に0.8を掛けた値は5.9ではありません。
b.−6.0 mm
正しい。〈57−49.5〉×0.8=7.5×0.8=6.0で、必要空隙なので−6.0 mmです。
c.−6.1 mm
誤り。計算結果6.0 mmに対し0.1 mm大きい値です。
d.−6.2 mm
誤り。指定された換算と角度差からは得られません。
e.−5.8 mm
誤り。角度差や換算係数の丸めが不適切です。
覚えるポイント
HPC=−〈基準FMIA−実測FMIA〉×0.8。今回は−〈57−49.5〉×0.8=−6.0 mmです。負号は前歯改善にスペースが必要なことを示します。
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