113C071|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科矯正学

加強固定のためにエッジワイズ装置と併用するのはどれか。3つ選べ。

3つ選択
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正解: a・d・e

正答

a、d、e

この問題のポイント

加強固定は、動かしたくない歯の固定源を口腔内外の装置で補強し、反作用による不要な移動を防ぐことです。

解説

顎間ゴムは対顎歯列を固定源として利用でき、ハイプルヘッドギアは頭部を口腔外固定源として上顎大臼歯の近心移動や挺出を抑えます。トランスパラタルアーチは左右上顎大臼歯を連結し、回転や近遠心・頰舌側方向の移動を抑える固定源補強に使います。装置の力系によっては望ましくない反作用も生じるため、作用方向を確認します。

選択肢の確認

a.顎間ゴム
正しい。
対顎歯列を利用して固定を補強する目的でエッジワイズ装置と併用します。

b.バイオネーター
誤り。
バイオネーターは顎成長・機能改善を目的とする機能的顎矯正装置で、加強固定の代表ではありません。

c.上顎前方牽引装置
誤り。
上顎骨・上顎歯列を前方へ牽引する装置で、後方固定を強める目的とは異なります。

d.ハイプルヘッドギア
正しい。
口腔外固定源を利用し、上顎大臼歯の近心移動や挺出を抑制します。

e.トランスパラタルアーチ
正しい。
左右大臼歯を口蓋側で連結し、固定源を補強します。

覚えるポイント

  • 加強固定は顎間・口腔外・歯列内の固定源を利用します。
  • 顎間ゴム、ハイプルヘッドギア、TPAが該当します。

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