114A032|第114回 歯科医師国家試験 過去問
研究用模型から得られる情報はどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: a・c・d
正答
a、c、d
この問題のポイント
研究用模型から読み取れるのは、印象に再現された歯・歯列・顎堤表面と咬合関係です。
解説
研究用模型は、歯冠形態、歯列弓、欠損部顎堤の表面形態、対合歯との咬合関係などを三次元的に観察する資料です。そのため、咬合面の摩耗として現れる咬耗、上下顎模型を咬合させて分かる臼歯部の被蓋関係、印象採得された欠損部顎堤の形態を評価できます。
一方、模型は組織表面の形を複製したもので、粘膜の厚さや歯周ポケット内部の状態までは示しません。これらは触診、プロービング、エックス線検査など別の臨床検査で評価します。
選択肢の確認
a.咬耗の状態
正しい。歯冠咬合面・切縁の摩耗形態を模型上で観察できます。
b.顎堤粘膜の厚み
誤り。模型が示すのは粘膜表面の形態であり、組織の厚さではありません。
c.臼歯部の被蓋関係
正しい。上下顎模型の咬合関係から水平的・垂直的被蓋を確認できます。
d.欠損部顎堤の形態
正しい。顎堤の幅、高さ、傾斜などの表面形態を観察できます。
e.骨縁下ポケットの有無
誤り。歯周ポケットと骨縁との位置関係は、プロービングやエックス線検査などで判断します。
覚えるポイント
- 研究用模型は歯列・咬合・顎堤表面の記録です。
- 軟組織の厚みや歯周ポケット内部は模型だけでは分かりません。
- 「表面形態か、組織内部の情報か」で選択肢を分けます。
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