114B088|第114回 歯科医師国家試験 過去問
口腔模型で測定した各歯種の左右歯冠近遠心幅径の平均値を表に示す。 オーバーオールレイシオを求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。 (数値回答形式を選択式に変換)

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
オーバーオールレイシオは、下顎12歯の歯冠近遠心幅径合計を上顎12歯の合計で割り、100を掛けて求めます。本問は90÷100×100=90.0%です。
解説
Bolton分析のオーバーオールレイシオは、上下顎の第一大臼歯から反対側第一大臼歯までの12歯を用います。表の上顎片側合計は9.0+7.0+8.0+8.0+7.0+11.0=50.0mm、下顎片側合計は6.0+6.0+7.0+7.0+7.0+12.0=45.0mmです。左右を合計すると上顎100.0mm、下顎90.0mmとなります。
したがって、オーバーオールレイシオ=下顎12歯合計÷上顎12歯合計×100=90.0%です。左右平均値を各歯種1回ずつ加えて45÷50としても比は同じです。指定どおり小数点以下第2位を四捨五入し、小数第1位まで表します。
画像の確認
実画像では、上顎1〜6の幅径が9.0、7.0、8.0、8.0、7.0、11.0mm、下顎が6.0、6.0、7.0、7.0、7.0、12.0mmと示されています。片側合計は上顎50.0mm、下顎45.0mmなので、左右を2倍しても比は変わらず90.0%です。
選択肢の確認
a.89.8%
誤り。表の値を正しく合計した比率とは一致しません。
b.89.9%
誤り。下顎45.0mmを上顎50.0mmで割ると0.900です。
c.90.0%
正しい。90.0÷100.0×100、または45.0÷50.0×100で90.0%です。
d.90.1%
誤り。計算値90.0%に丸めによる繰り上がりは生じません。
e.90.2%
誤り。上下顎の分子・分母または合計が正しくありません。
覚えるポイント
- オーバーオールレイシオ=下顎12歯合計÷上顎12歯合計×100です。
- アンテリアレイシオは犬歯から反対側犬歯までの6歯を用います。
- 左右平均値を使う場合、分子・分母を同じ方法で集計します。
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