116D029第116回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科矯正学

抑制矯正はどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: b・e

正答

b、e

この問題のポイント

抑制矯正は、成長発育期に進行しつつある不正咬合を早期に改善し、悪化を防ぐ治療です。

解説

歯齢ⅡC期の開咬に対する筋機能療法は、舌突出癖など原因となる口腔習癖を改善し、開咬の進行を抑えます。歯齢ⅢA期の反対咬合に対するリンガルアーチも、前歯の被蓋を早期に改善する抑制矯正です。

保隙は不正咬合の発生を防ぐ予防矯正、永久歯列でのマルチブラケット治療や外科的矯正治療は本格的・治療的な矯正に位置付けます。

選択肢の確認

a.乳歯の早期脱落に対する保隙装置の装着
誤り。乳歯早期脱落後の保隙は、将来の不正咬合を防ぐ予防矯正です。

b.歯齢ⅡC 期の開咬に対する筋機能療法の適用
正しい。開咬を悪化させる口腔習癖に筋機能療法を行うことは抑制矯正に該当します。

c.顎間関係の不調和に対する外科的矯正治療の適用
誤り。外科的矯正治療は顎骨の不調和を手術で改善する本格的治療です。

d.永久歯列期の抜歯を伴うマルチブラケット装置の装着
誤り。永久歯列期の抜歯を伴うマルチブラケット治療は包括的な本格矯正です。

e.歯齢ⅢA 期の反対咬合に対するリンガルアーチの装着
正しい。成長期の反対咬合をリンガルアーチで早期改善し、進行を抑える治療です。

覚えるポイント

  • 保隙は予防矯正です。
  • 進行中の不正咬合を早期に止めるのが抑制矯正です。
  • 永久歯列の包括治療は本格矯正です。

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