26PM086第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

嚥下障害

正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

摂食訓練前には口腔内の清潔、乾燥、残留物、義歯などを確認します。口腔衛生は誤嚥性肺炎リスクを下げ、安全な訓練の前提です。

解説

経口摂取の開始は、意識、呼吸循環状態、嚥下評価、栄養、本人の希望を多職種で検討し、医学的責任をもつ医師の判断を含めて決めます。言語聴覚士単独では決定しません。食前の口腔ケアと観察は、細菌を含む唾液・残留物の誤嚥を減らし、口腔感覚や唾液分泌を整えます。服薬も食形態・姿勢・代替経路を検討すべきで、むせがあるのに経口を無条件で優先しません。酸素飽和度に変化がなくても、むせ、湿性嗄声、呼吸変化は侵入・誤嚥の兆候です。目標は検査結果だけで決めず、本人の意思、生活上の価値、リスクと利益を共有して設定します。

選択肢の確認

1.「開始を言語聴覚士が決定」は単独判断ではなく多職種・医師と検討するため×です。
2.「むせても経口服薬を優先」は誤嚥リスクを評価し剤形・経路を調整すべきで×です。
3.「訓練前に口腔衛生を確認」は肺炎予防と安全管理に必要なので○です。
4.「SpO2不変ならむせても続行」は他の誤嚥徴候を無視するため×です。
5.「本人意思より検査結果を優先」は共同意思決定に反し×です。

覚えるポイント

安全確認は口腔・意識・呼吸・姿勢まで含めます。単一指標だけで続行せず、本人の目標を中心に多職種で方針を決めます。

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