第121回医師国家試験 出題予想【2027年】過去2,400問のデータで選ぶ頻出テーマと予想問題

出題予想|公開: 2026年8月24日コクシメイク編集部

医師国家試験は毎回400問、直近の第120回は合格率91.6%。合格ラインが受験者全体の出来で動く相対基準の試験だから、合否を分けるのは奇問ではなく「みんなが取る標準問題」です。では、その標準問題はどこから来るのか。収録している直近6回・2,400問を突き合わせると、6回連続で出題され続けているテーマと、回をまたいで焼き直されている問題がはっきり見えてきます。

この記事では第121回に向けて、数字が「出る」と示すテーマと問題を提示します。予想問題はこのページを離れずにそのまま解けます(無料・解説付き)。

予想の根拠と方法

この予想は、勘や経験則ではありません。コクシメイクが収録する医師国家試験の過去問2,400問(6回分)を対象に、次の2つを機械的に洗い出した結果です。

  1. 出題が途切れていないテーマ — 収録している全ての回で出題され続けている分野。出題基準が大きく変わらない限り、次回も出る蓋然性が最も高いグループです
  2. 再出題の実績がある問題 — 問題文の語彙一致(Jaccard係数0.42以上)で、異なる回に類似問題が実在するペア。一度「焼き直された」問題は、また焼き直される——その観測事例そのものです

もちろん的中の保証はありません。ただ、収録25,161問の再出題率の実測が示すとおり、国家試験の出題は思われているよりずっと反復的です。「次に出るもの」を当てる最も堅実な方法は、「出続けているもの」を数えることだと考えています。

2,400分析した収録過去問
6回分照合した実施回
16.2%第120回の過去問重複率(実測)
10再出題実績のある予想問題

最新の第120回で収録過去問と重なっていたのは400問中65問(16.2%)。この試験は「過去問の丸暗記」の寄与が小さい部類です。それでも、テーマ単位で見れば出題は明確に反復しています。個々の問題を当てにいくのではなく、出続けているテーマの理解を深める使い方をしてください。

テーマ側から見ると、下の頻出テーマ上位10件だけで計345問。収録2,400問の14%が、このわずか10テーマに集中しています。

第121回に向けた頻出テーマ10

収録6回すべてで出題が続いているテーマを、出題数の多い順に並べています。 バーの長さが出題数です。「実例」から実際の過去問をこのサイト上で解けます。

  1. 新生児・周産期6回中6回・計42
    実例: 第120回 120A60日齢15の男児。NICU入院中に看護師が血便に気付いたため医師に報告した。在胎2…」第119回 119A25第118回 118C33
  2. COPD・喘息・気道疾患6回中6回・計41
    実例: 第120回 120A6244歳の男性。喘鳴を伴う呼吸困難のため夜間に救急外来を受診した。2日前から感冒様…」第119回 119A72第118回 118B12
  3. 生活習慣・健康づくり6回中6回・計38
    実例: 第120回 120C15健康増進法に基づく事業でないのはどれか。…」第119回 119B42第118回 118A2
  4. 医療制度・社会保障6回中6回・計37
    実例: 第120回 120B2診療所開設の届出先はどれか。…」第119回 119B10第118回 118B47
  5. 成長発達・健診6回中6回・計34
    実例: 第120回 120A457歳の女児。胸のふくらみを主訴に母親に連れられて来院した。2か月前から乳房腫大が…」第119回 119A23第118回 118C14
  6. 糖尿病・低血糖6回中6回・計34
    実例: 第120回 120A5142歳の女性。1か月前から続く易疲労感を主訴に来院した。昨年の健康診断では異常を…」第119回 119A12第118回 118C49
  7. 虚血性心疾患・ACS6回中6回・計31
    実例: 第120回 120D2156歳の男性。前胸部痛を主訴に救急外来を受診した。3日前から、軽労作時に胸部絞扼…」第119回 119A31第118回 118A4
  8. 肝疾患・門脈圧亢進6回中6回・計30
    実例: 第120回 120A3740歳の男性。全身倦怠感を主訴に来院した。10年前にHBs抗原陽性を指摘されたが…」第119回 119A16第118回 118A35
  9. 甲状腺疾患6回中6回・計29
    実例: 第120回 120A14無痛性甲状腺炎とBasedow病の両方にみられるのはどれか。2つ選べ。…」第119回 119A54第118回 118A23
  10. 外傷初期診療6回中6回・計29
    実例: 第120回 120C28汚染のない皮下組織までの創を縫合する際、まず行うべきことはどれか。…」第119回 119C8第118回 118B35

再出題の実績がある予想問題10問──この場で解ける

収録データの中で、実際に回をまたいで「もう一度出た」実績のある問題です。 3回目の登場は十分ありえます。そのままここで解答・答え合わせができます(解説付き・登録不要)。

予想問題 1ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第117回 117F34 第120回 120C11 で再出題

医師法で規定されていないのはどれか。

解説と出題履歴を見る

正解: e

正解

e 保険医の登録

解説

医師法では、医師国家試験、医籍登録、臨床研修などが規定されています。

一方、保険診療を行うための保険医の登録は、健康保険法などの医療保険制度に関する規定で扱われます。

各選択肢の整理

  • a 共用試験(CBT、OSCE)
    医学生の臨床実習前の評価として医師法上の位置づけがあります。

  • b 医師国家試験
    医師法で規定されます。

  • c 医籍登録
    医師法で規定されます。

  • d 臨床研修
    医師法で規定されます。

  • e 保険医の登録
    医師法ではなく、医療保険制度に関する規定です。

覚えるポイント

医師免許の制度は医師法、保険医登録は医療保険制度です。

この問題のページ: 第120回 120C11前回の出題: 第117回 117F34「医師法に規定されているのはどれか。…」

予想問題 2ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第118回 118E2 第120回 120C20 で再出題

メタ分析〈メタアナリシス〉で正しいのはどれか。

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正解: e

正解

e 複数の研究の結果を統合するための方法である。

解説

メタ分析は、複数の研究結果を統計学的に統合し、全体としての効果推定値を求める方法です。

系統的レビューの中で行われることが多く、個々の研究だけでは得にくい精度の高い推定を目指します。

各選択肢の整理

  • a
    観察研究を対象とするメタ分析もあります。

  • b
    小規模研究も条件を満たせば統合対象になります。

  • c
    ファンネルプロットは出版バイアスの評価などに使われますが、メタ分析結果そのものの提示としては森林プロットが代表的です。

  • d
    出版バイアスを評価することはありますが、メタ分析そのものは出版バイアスを制御する方法ではありません。

  • e
    正しい選択肢です。

覚えるポイント

メタ分析=複数研究の結果を統計的に統合する方法です。

この問題のページ: 第120回 120C20前回の出題: 第118回 118E2「メタ分析〈メタアナリシス〉で正しいのはどれか。…」

予想問題 3ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第116回 116C9 第120回 120C26 で再出題

高額療養費制度で患者の年齢に加えて月の自己負担限度額を規定する条件はどれか。

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正解: d

正解

d 加入者の所得水準

解説

高額療養費制度では、医療費の自己負担が一定額を超えた場合に、その超過分が支給されます。

月ごとの自己負担限度額は、年齢に加えて所得水準によって区分されます。

各選択肢の整理

  • a 疾患の種類
    自己負担限度額の基本区分ではありません。

  • b 治療の種類
    基本的な自己負担限度額を規定する条件ではありません。

  • c 疾患の罹病期間
    基本区分ではありません。

  • d 加入者の所得水準
    正しい選択肢です。

  • e 受診医療機関の規模
    自己負担限度額の基本区分ではありません。

覚えるポイント

高額療養費制度の限度額=年齢+所得水準で決まります。

この問題のページ: 第120回 120C26前回の出題: 第116回 116C9「高額療養費制度において、患者の年齢に加えて月の自己負担限度額…」

予想問題 4ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第115回 115F25 第120回 120F16 で再出題

労働衛生管理の手法で生物学的モニタリングが用いられるのはどれか。

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正解: d

正解

d 有機溶剤中毒

解説

生物学的モニタリングは、作業者の血液や尿などを測定して、有害物質の体内取り込み量や影響を評価する方法です。

有機溶剤では、尿中代謝物などを測定して曝露状況を評価します。

各選択肢の整理

  • a 過重労働
    面接指導や労働時間管理が中心です。

  • b 気分障害
    ストレスチェックや面接などが中心です。

  • c 筋骨格系障害
    作業姿勢や作業環境評価が中心です。

  • d 有機溶剤中毒
    尿中代謝物などによる生物学的モニタリングが用いられます。

  • e 電離放射線障害
    個人線量計による外部被ばく線量管理などが中心です。

覚えるポイント

生物学的モニタリング=尿や血液で体内曝露を評価します。
有機溶剤では特に頻出です。

この問題のページ: 第120回 120F16前回の出題: 第115回 115F25「労働衛生管理の手法として生物学的モニタリングが用いられるのは…」

予想問題 5ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第117回 117D68 第120回 120A24 で再出題

30歳の男性。排尿時痛と尿道からの膿性分泌物を主訴に来院した。5日前に性交渉を持ち、その後、痛みが生じるようになったという。尿所見:蛋白(−)、糖(−)、潜血(−)、沈渣に赤血球0〜5/HPF、白血球50〜100/HPFを認める。分泌物のGram染色でGram陰性双球菌を認めた。 この疾患で誤っているのはどれか。

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正解: e

正解

e ニューキノロン系抗菌薬が第一選択薬である。

解説

排尿時痛、尿道からの膿性分泌物、性交渉後の発症、そして分泌物のGram染色でGram陰性双球菌を認めることから、これは淋菌性尿道炎を考える問題です。

淋菌感染症では、尿道炎だけでなく咽頭感染も起こり得ます。
また、クラミジアとの混合感染も少なくありません。
診断には**核酸増幅検査〈PCRなど〉**が有用です。

一方で、淋菌はニューキノロン耐性が問題となっており、ニューキノロン系抗菌薬は第一選択ではありません。
したがって、誤っているのはeです。

各選択肢の検討

  • a 咽頭炎の原因となる。
    正しいです。オーラルセックスによって咽頭淋菌感染症を起こすことがあります。

  • b パートナーの女性に感染する。
    正しいです。性感染症であり、パートナーへの感染が起こります。実臨床ではパートナー管理も重要です。

  • c クラミジアとの混合感染がある。
    正しいです。淋菌感染ではChlamydia trachomatisの同時感染がしばしばみられます。

  • d 診断にはPCR 検査が有用である。
    正しいです。現在は核酸増幅検査が診断に広く用いられます。

  • e ニューキノロン系抗菌薬が第一選択薬である。
    誤りです。耐性のため第一選択ではありません。

ひっかけポイント

淋菌といえば尿道炎の印象が強いですが、国試では

  • 咽頭感染も起こる
  • クラミジア混合感染がある
  • ニューキノロンは第一選択ではない

この3点がよく問われます。

覚えるポイント

  • 膿性分泌物
  • Gram陰性双球菌
  • 性感染

これで淋菌感染症を押さえます。
治療薬では、ニューキノロンを安易に選ばないことが重要です。

この問題のページ: 第120回 120A24前回の出題: 第117回 117D68「30歳の男性。排尿時痛と尿道からの膿性分泌物を主訴に来院した…」

予想問題 6ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第115回 115A42 第120回 120C58 で再出題

58歳の男性。残便感を主訴に来院した。6か月前から残便感を自覚し、持続するため受診した。便は兎糞状であり、排便回数は3日に1回程度である。毎回強くいきんで排便しているが、排便後も残便感が持続する。既往歴に特記すべきことはない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。直腸指診で異常を認めない。下部消化管内視鏡検査で異常を認めない。 適切な対応はどれか。2つ選べ。

2つ選択
解説と出題履歴を見る

正解: d・e

正解

d 浸透圧性下剤投与
e 食物繊維摂取の推奨

解説

兎糞状便、排便回数低下、強いいきみ、残便感があり、器質的疾患は下部消化管内視鏡検査で否定的です。

慢性便秘症として、生活指導、食物繊維摂取、水分摂取、必要に応じて浸透圧性下剤を用います。

各選択肢の整理

  • a 安静指示
    安静は便秘改善に有用ではなく、活動性低下は便秘を悪化させます。

  • b 抗菌薬投与
    感染症ではありません。

  • c 定期的な浣腸
    習慣的な浣腸は第一選択ではありません。

  • d 浸透圧性下剤投与
    適切です。

  • e 食物繊維摂取の推奨
    適切です。

覚えるポイント

慢性便秘症では、食物繊維、生活習慣改善、浸透圧性下剤を基本に考えます。

この問題のページ: 第120回 120C58前回の出題: 第115回 115A42「58歳の男性。残便感を主訴に来院した。半年前から残便感を自覚…」

予想問題 7ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第116回 116C29 第120回 120C7 で再出題

予防接種法に規定されている定期接種で正しいのはどれか。

解説と出題履歴を見る

正解: d

正解

d MRワクチンは接種対象者に接種を受ける努力義務がある。

解説

MRワクチンは、麻疹と風疹を予防する定期接種です。

定期接種のうちA類疾病に対する接種では、対象者に接種を受ける努力義務があります。MRワクチンはこれに該当します。

各選択肢の整理

  • a
    定期接種の実施主体は原則として市町村です。

  • b
    子宮頸癌予防に用いるHPVワクチンは定期接種の対象です。

  • c
    定期接種でも自己負担が生じる場合があり、全てが全額公費負担とはいえません。

  • d
    正しい選択肢です。

  • e
    副反応疑い報告は医師など医療関係者が行う制度であり、接種対象者本人の義務としては整理しません。

覚えるポイント

定期接種の実施主体は市町村、MRはA類疾病で努力義務ありです。

この問題のページ: 第120回 120C7前回の出題: 第116回 116C29「予防接種法に規定されている定期接種について正しいのはどれか。…」

予想問題 8ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第116回 116A62 第120回 120D37 で再出題

58歳の女性。下腿の浮腫を主訴に来院した。毎年職場健診を受診していたが、異常は指摘されなかった。6か月前の健診で初めて蛋白尿を指摘されたが、症状がないのでそのままにしていた。1か月前から両下腿の浮腫が出現し、次第に増悪したため受診した。身長160cm、体重60kg。脈拍64/分、整。血圧132/90mmHg。胸腹部に異常を認めない。両下腿に圧痕性浮腫を認める。皮膚に異常を認めない。尿所見:蛋白3+、糖(-)、潜血(-)、尿蛋白/Cr比2.5g/gCr(基準0.15未満)、沈渣に赤血球0〜2/HPF、白血球0〜2/HPF、硝子円柱を少数認める。血液所見:赤血球460万、Hb 13.1g/dL、Ht 42%。血液生化学所見:総蛋白5.3g/dL、アルブミン2.6g/dL、IgG 1,100mg/dL(基準861〜1,747)、IgA 386mg/dL(基準93〜393)、IgM 188mg/dL(基準50〜269)、尿素窒素31mg/dL、クレアチニン1.3mg/dL、eGFR 33.5mL/分/1.73m2、尿酸7.0mg/dL、血糖102mg/dL、HbA1c 5.9%(基準4.9〜6.0)、LDLコレステロール213mg/dL。免疫血清学所見:CRP 0.1mg/dL、抗核抗体20倍(基準20以下)。腎生検のPAM染色標本と蛍光抗体IgG染色標本とを別に示す。Congo-Red染色は陰性である。 蛋白尿の原因で最も考えられるのはどれか。

120D37の問題画像
解説と出題履歴を見る

正解: b

正解

b 膜性腎症

解説

高度蛋白尿、低アルブミン血症、浮腫、脂質異常を認め、ネフローゼ症候群の病態です。

中高年女性に比較的ゆっくり発症し、血尿が乏しい蛋白尿主体の腎障害では膜性腎症が重要です。腎生検では糸球体基底膜に沿ったIgG沈着やPAM染色での変化が診断に役立ちます。

Congo-Red染色陰性であり、アミロイド腎症は考えにくいです。

各選択肢の整理

  • a 強皮症腎
    急速な高血圧、腎機能悪化が典型です。

  • b 膜性腎症
    成人ネフローゼ症候群の重要原因です。

  • c 糖尿病腎症
    糖尿病を示す所見が乏しいです。

  • d アミロイド腎症
    Congo-Red染色陰性で否定的です。

  • e 微小変化型ネフローゼ症候群
    光学顕微鏡で明らかな病変に乏しいことが多く、本例の病理所見とは合いません。

覚えるポイント

成人ネフローゼ症候群+血尿乏しい+IgG沈着=膜性腎症を考えます。

この問題のページ: 第120回 120D37前回の出題: 第116回 116A62「58歳の女性。下腿の浮腫を主訴に来院した。毎年職場健診を受診…」

予想問題 9ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第117回 117A14 第120回 120A12 で再出題

成人の胃食道逆流症〈GERD〉でみられる症状はどれか。

解説と出題履歴を見る

正解: a

正解

a 咳嗽

解説

胃食道逆流症、GERDの典型症状は胸やけ呑酸です。
これに加えて、成人では慢性咳嗽、嗄声、咽喉頭違和感などの食道外症状を示すことがあります。

この問題では、選択肢の中でGERDにみられる症状として最も適切なのは咳嗽です。

各選択肢の検討

  • a 咳嗽
    正しいです。GERDでは胃酸逆流による咽喉頭刺激や微小誤嚥などにより、慢性咳嗽をきたすことがあります。

  • b 過食
    誤りです。過食は症状ではなく、逆流を悪化させる誘因の一つです。

  • c 喘鳴
    誤りです。GERDが気管支喘息を悪化させることはありますが、GERDそのものの代表的症状としてまず選ぶ所見ではありません

  • d 動悸
    誤りです。GERDの典型症状ではありません。

  • e 呼吸困難
    誤りです。GERDの代表的症状ではなく、まず心肺疾患などを考える所見です。

覚えるポイント

  • 典型症状
    胸やけ、呑酸。

  • 食道外症状
    咳嗽、嗄声、咽喉頭違和感。

  • 過食、脂肪食、飲酒、就寝前の食事などは症状ではなく悪化因子です。

この問題のページ: 第120回 120A12前回の出題: 第117回 117A14「胃食道逆流症〈GERD〉の症状で生じにくいのはどれか。…」

予想問題 10ほぼ同一で再出題された実績

出題実績: 第115回 115E11 第120回 120E6 で再出題

血液培養検体の採取方法で正しいのはどれか。

解説と出題履歴を見る

正解: b

正解

b 採血時には滅菌手袋を使用する。

解説

血液培養では、皮膚常在菌の混入を防ぐため、清潔操作が非常に重要です。

採血部位を十分に消毒し、消毒薬を乾燥させた後、穿刺部位を汚染しないように採血します。滅菌手袋を用いた無菌的操作が適切です。

各選択肢の整理

  • a
    消毒薬は乾燥してから効果を発揮します。乾かないうちの採血は不適切です。

  • b
    正しい選択肢です。

  • c
    複数セットを採取する場合は、原則として異なる部位から採取します。

  • d
    鼠径部は汚染のリスクが高く、推奨されません。

  • e
    ボトルへの注入順は採血器具や手順で変わり得ます。特にシリンジ採血では、嫌気性ボトルに空気が入らないよう注意します。

覚えるポイント

血液培養=皮膚消毒を乾かす、無菌操作、複数セット、異なる部位です。

この問題のページ: 第120回 120E6前回の出題: 第115回 115E11「成人患者に対する血液培養検体の採取方法について正しいのはどれ…」

このリストの使い方

予想リストの正しい使い方は「この10個だけやる」ではなく、学習の優先順位付けです。

  1. まず上の予想問題をこのページで解く。正解しても、誤りの選択肢がなぜ誤りかまで言えるか確認する — 再出題は問い方を反転してくることが多いため、正解の暗記だけでは半分しか守れません
  2. 頻出テーマは医師国家試験の分野別演習で周辺問題までまとめて解き、テーマごと固める
  3. 学習アプリで解けば正誤記録が残り、間違えた問題だけの解き直しがワンタップでできます(登録不要・無料)

時間が限られているほど、確実に出るところから固める価値は上がります。全体の学習設計は出題傾向分析も参考にしてください。

注意事項

本記事は収録データの統計的な傾向に基づく学習用の参考情報であり、実際の出題を保証するものではありません。出題基準の改定や制度改正があった場合、過去の傾向どおりにならない可能性があります。試験の日程・出願・実施要項は必ず公式発表を確認してください。収録データが更新され次第、本記事の予想も再計算して更新します。

よくある質問

第121回医師国家試験の出題予想は当たりますか?

ピンポイントの的中を保証するものではありません。ただし実測では、医師国家試験の最新収録回(第120回)の問題の16.2%が収録過去問と重なる再出題でした。この記事は「全回で出題が続くテーマ」と「再出題の実績がある問題」という、確率の高い側から並べた優先順位リストとして使ってください。

予想問題だけ勉強すれば受かりますか?

いいえ。このリストは学習の優先順位付けのためのもので、出題範囲の代わりにはなりません。予想問題と頻出テーマを最初の足場にして、分野別演習で周辺に広げていく使い方を推奨します。

この予想はいつ更新されますか?

収録データに新しい回が追加され次第、同じ照合方法で再計算して更新します。更新日は記事冒頭に表示しています。